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「ビオマイン」コートタイプ機能性表示食品 届出詳細

機能性表示食品 消費者庁届出番号 F752

当該商品情報
商品名 ビオマインコートタイプ
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株
表示しようとする機能性 本品には枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株が含まれます。枯草菌C-3102株には、腸内にもともといる善玉菌(ビフィズス菌、酪酸産生菌)を増やすことで腸内環境(腸内フローラ)を整えることが報告されています。
届出者名 アサヒグループ食品株式会社
届出日 令和2年12月25日
当該製品が想定する主な対象者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) おなかの調子が気になる健常な成人
安全に関する
基本情報
安全性の評価方法 届出者は当該製品について、
・喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
はい □
・既存情報による食経験の評価により、 十分な安全性を確認している。
はい ☐
・既存情報による安全性試験結果の評価により、 十分な安全性を確認している。
はい ■
・安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
はい □
当該製品の安全性に関する届出者の評価 1, 安全性の評価
1 食経験の評価
当該製品は、機能性関与成分として、枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株を24億個含んだ錠剤です。2012年3月より販売されている「ビオマイン」は、当該製品と同量の機能性関与成分を含有する類似製品であり、これまでに類似製品「ビオマイン」が原因と判断できる重大な健康被害情報は報告されておりません。

2 既存情報による評価
既存情報を用いて機能性関与成分の安全性に関して調査した結果、以下の内容が報告されています。
【長期摂取試験】枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株40億個を含む試験食品(錠剤)を12週間摂取させたところ、安全性に問題なかったことが報告されています。当該製品と同一剤形で、当該製品に含まれる機能性関与成分量と同量以上の機能性関与成分を含む試験食品摂取における長期摂取の安全性は確認されました。
【過剰摂取試験①】当該製品の一日摂取目安量(24億個)の6.25倍量(150億個)の枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株を含む試験食品(錠剤)を4週間摂取させたところ、安全性に問題がなかったことが報告されています。
【過剰摂取試験②】一日摂取目安量の20倍量(480億個)の枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株を含む試験食品(錠剤)を摂取しても、臨床上問題となる異常変動はなく、試験食摂取に起因すると考えられる有害事象は認められませんでした。

以上の結果より、当該製品を適切に摂取する場合は、当該製品の安全性に問題ないと判断しました。

2, 医薬品との相互作用
当該製品の機能性関与成分である、枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株はビタミンKを産生する可能性があります。ビタミンKは、血液凝固阻止薬(ワルファリン等)の作用を減弱することが報告されています。そのため、「薬剤(特に血液凝固阻止薬など)を処方されている方、ビタミンKの摂取制限を受けている方は、医師にご相談ください。」と注意表示を行うことで、リスクを減らす対策を講じることとしました。

以上より、当該製品は安全性に問題はなく、機能性表示食品として販売することは適切であると判断しました。
摂取する上での注意事項 薬剤(特に血液凝固阻止薬など)を処方されている方、ビタミンKの摂取制限を受けている方は、医師にご相談ください。
生産・製造及び品質
管理に関する情報

(管理体制を記載。加工食品の場合、製造施設毎にGMP、HACCP、ISO 22000、FSSC 22000の別及び認証の有無等について記載。サプリメント形状の加工食品については、GMPによる自主的取組の下、製造されることが強く望まれる。)

当該製品は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会のGMP適合認定工場にて、健康補助食品GMPに準拠した衛生管理、品質管理の下で製造しています。

機能性に関する
基本情報
機能性の評価方法 届出者は当該製品について、
・最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
はい □
・最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
はい ☐
・最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
はい ■
当該製品の機能性に関する届出者の評価 ア 標題
最終製品「ビオマインコートタイプ」に含有する機能性関与成分「枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株」の腸内環境(腸内フローラ)改善作用に関する定性的研究レビュー

イ 目的
おなかの調子が気になる健康な成人に、枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株(以下、枯草菌C-3102株)を含む食品を摂取させたときに、枯草菌C-3102株を含まないプラセボ食品と比較して、腸内環境(腸内フローラ)を改善するかを検証することを目的としました。

ウ 背景
これまでに枯草菌C-3102株を含む食品を摂取すると、腸内環境(腸内フローラ)が改善する報告はありましたが、健康な成人を対象とした研究報告を総合的に評価したものはなかったため、定性的研究レビューを実施しました。

エ レビュー対象とした研究の特性
公開されている文献データベースから、おなかの調子が気になる健常な日本人成人男女を対象として、枯草菌C-3102株が含まれている食品を継続摂取させたときの腸内環境(腸内フローラ)への影響を報告した査読付きヒト介入試験論文を検索し、2件の文献を採用しました。採用された文献について、枯草菌C-3102株が含まれている食品の摂取による腸内環境(腸内フローラ)の改善に関する必要な情報を抽出し、評価しました。

オ 主な結果
採用された文献2報を精査した結果、24億個の枯草菌C-3102株を含む錠剤を摂取させることで、プラセボ群と比較して、その人がもともと持っている善玉菌(ビフィズス菌、酪酸産生菌)を増やすことで、腸内環境(腸内フローラ)を改善することがわかりました。

カ 科学的根拠の質
本研究レビューでは、採用された文献が2件だったため、今後さらなる研究結果が発表され、エビデンスの拡充が望まれます。

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