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のぞいてびっくり!
生まれたばかりの赤ちゃんの腸内世界。

ヒトの腸管、主に大腸には約1000種類、
100兆個にも及ぶ腸内細菌が生息しており、
それらは善玉の菌と悪玉の菌、
そのどちらでもない中間の菌と、
大きく分けて3グループで構成されています。
食事や環境、年齢などによって変化することが
わかってきている腸内細菌の種類や
腸内フローラの様子ですが、
生まれたばかりの赤ちゃんの腸内は、
いったいどのようになっているのでしょうか?
近年の研究や「カルピス健康通販」の
腸内フローラ検査「マイフローラ」による
解析結果をもとにした
腸内フローラ判定によると、
赤ちゃん特有の驚きの腸内フローラの様子が
明らかになってきています。

成人とはまったく異なる
赤ちゃんの腸内フローラの様子とは?

マイフローラの腸内フローラ判定では、腸内細菌を構成する菌のバランスを算出し、腸内環境の良し悪しをA(良い)〜E(悪い)の5段階で総合的に判定します。
その結果によると、生まれたばかりの赤ちゃんの腸内は成人の腸内とはまったく異なる状態になっており、乳児期の腸内フローラは多様性に乏しく、そのバランスは偏った状態であることが示されました。

0歳児の腸内フローラ
判定結果

多様性指標
あなたの腸内にいる腸内細菌の種類がどの程度豊富か、どの程度バランスよく存在しているかを数値化したものです。健常な成人は5〜7程度の値をとる方が多いです。

赤ちゃんの腸を守る
スーパーヒーロー菌の存在

腸内フローラに多様性がなく、バランスが偏った状態の赤ちゃんの腸内は、どのように健康を保っているのでしょうか?その鍵を握ると考えられているのがビフィズス菌です。
マイフローラの判定では、赤ちゃんの腸内ではビフィズス菌が最も多くを占めていることが確認されています。体の健康には、腸内にビフィズス菌などの善玉菌が占める割合を増やすことが重要と考えられています。
赤ちゃんの幼くか弱い腸は、ビフィズス菌によって守られ、助けられて強くなっていく可能性が示されたといえます。

0歳児の腸内フローラ
判定結果

ビフィズス菌

酢酸や乳酸、ビタミンB群、葉酸などを産生することが知られているビフィズス菌の存在比です。ビフィズス菌は母乳栄養の赤ちゃんの腸内に非常に多く、加齢とともに減少することも知られています。

23.8%

0.12-8.45%
(男性の基準値)

アクチノバクテリア門

善玉菌として有名な「ビフィズス菌」はここに含まれます。

24.18%

5.69%

0歳児の腸内フローラ
判定結果

ビフィズス菌 アクチノバクテリア門

明らかになる
腸内フローラと健康との関係

マイフローラの結果や近年の研究によって、母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんの腸内フローラがビフィズス菌優勢であることや、乳幼児期の腸内フローラがその後の健康に大きく関わってくることが徐々に明らかになってきています。
このように腸内フローラのバランスの仕組みが明らかになることは、理想的な腸内フローラを考える上でも大きなヒントになるはず。今後さらなる研究成果にも期待が集まっています。

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